金曜日, 1月 19, 2007

要町の二郎に行ったよ(第2話)

「おかーさーん、おにーちゃんがまた二郎食いに行こうって言ってるよー! あいつ豚だよ、家畜以下だよ! せっかくKO大に入れたのにこのまま付き合ってたら僕も三田本店の豚にされちゃうよー! ブヒー!」

ま、そういうわけで二郎だ。寒い夜には二郎が一番だとスガシカオも歌っている(曲名「愛について」の2番あたりのおっぱじめ)。俺のマイ二郎は家から近い「マルジ板橋南町店(要町二郎)」なわけだから、今回も前回と同じ店ということになる。

外にある長いすで兄弟が豚になるべくブルブル震えながら待つの図。中には温かい二郎が…。

後ろを振り返ると山手通りと建設中の首都高中央環状線新宿線が。一歩間違ったら車が突っ込んできて一発で二郎のチャーシューになってしまいそうなロケーション。

お姉ちゃんに呼ばれて入店。今回は豚を頼むと前回宣言しているわけだから豚さんを頼む。つまり「チャーシュー二郎」だ。カウンターにレシートみたいな紙を渡して二郎を待つ。ワクワク、ワクワク!

「にんにく入れますか?」

キターーーー! 魔法の呪文キターーーーーーー! イケメンの兄ちゃんが俺と目を合わせて呪文キターーーーーー!

俺はここぞとばかりに一生懸命心の中でつぶやいていた呪文を唱えた!

「にんにく増しのなばだばごで!」

し、しまった。呪文をミスった。慌ててもう一度「生たまご」を言い直す。

「にんにく増しの生たまごで…」

イケメン兄ちゃんはどんぶりに山のように積まれたにんにくの山に手をがしっと突っ込み、ベチャっとにんにくを二郎に投げ込んで俺の前に差し出してきた。感動のご対面。豚二郎(にんにく増し)である。

口の中からあふれんばかりに湧き出す涎。これが食いたくて来たんだわ。厚みのあるチャーシューがゴロゴロ麺の上に転がって、さながらかわいい子豚ちゃんがブヒブヒ母豚のおっぱいを吸いまくる養豚場の雰囲気☆ にんにくがミルク☆ かわいいねぇ~。

さてと、それではガツガツいただきます。無言でガツガツいただきます。ここの二郎のチャーシューは味付けが強くされており、しょう油というかつけダレの味がすんごく染み込んでいるためちょっと塩辛いです。でもそれがまた美味しいんです。脂身ばかりのように見えますが、実際はお肉の部分がたっぷりのジューシーな感じです。キャベツやモヤシ(つまり野菜)には味付けされていないので、塩辛くなった口の中をさっぱりさせるのにちょうど良いです。麺は最初のうちはぼそぼそしますが、食べているうちに麺がもちもちのちょうど良い感じになってきます。生たまごは上の具があらかたなくなってから味に変化をつけるために入れます。これは好みです。

ウッマー!

マジうまい。何でこんなに美味しいんだろ。頑張って完飲しようと思ったけど無理だった。でも今日は頑張ってここまでスープを飲みました☆ 今日のどんぶりは「ラーメン マルジ」と書かれたどんぶりだった。「二郎」と書かれたどんぶりもあるのでマニアは必見だぞ。

ご馳走さまナリ~☆

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