火曜日, 5月 29, 2012

京都旅行 2012京都 ゴールデンウィーク

やぁ、みんな。たぬきだよ。今回はゴールデンウィーク(大型連休)に京都に行ってきたお話だよ。ちなみに京都に行ったんで、妻の実家の奈良は近かったんだけど、諸事情あって行けなかったよ。えへへ、大人の事情ってやつだね。

ま、兎にも角にも、たぬきさん劇場の始まりだよ! みんな最後まで刮目しないとおにんにんを食べちゃうからね。

というわけで今回はワイルドにいくぜぇ~!

時は4月27日。弟が「今回の旅行先はどうするんだよ、オメェ」などという汚らしい言葉で罵倒してきたのだが、なんにも考えてなかったたぬきさんは「あわわ、トウホグさイグです~。ヒロサギはサグラがギレイでず~」と答えたところ、「オメェ、毎回毎回トウホグってないべよー。もうトウホグは秋田、なーんつって☆」という寒いギャグをかますので、「奈良、京都で」とこちらも意味の分からないギャグをかましたところ、糞真面目に「なら、京都で」と読み取ったようで、「ぎょーどはたけーべよー。でもまぁ、なんどがすっぺ」と、なんだかんだと大変快い返事を得られたので、そこですかさず「私、交通費込みで1万円しか出せませんから! 残念~」などという更に極寒で応酬ところ、「おめー、そんなんじゃぎょうどさいげねーっぺ」と、ひらがなだけにすると全く何を行っているかわからない茨城弁で暖かく返してくれたので、「それじゃあよろしく」とわかったふりをして電話をちーんしたのであった。

というわけでここで取ってつけたように、

ワイルドだろぅ~。

ワイルドはどうでもいいのだが、問題は新幹線だ。計画を実行に移したのが4月27日。当然この時期、ゴールデンウィークの新幹線の予約など取れるわけがない。そんな新幹線に乗れるかどうかもわからないのにホテルだけはバッチリ3泊分取った。

行けるかどうかもわからない京都に、ゴールデンウィーク時期のめちゃ高い京都のホテルを3泊も取ったんだぜ。

ワイルドだろぅ~。

取った以上は京都に行かねばなるまい。そこで作戦会議を持つことにした。

5月2日。今回の旅行参加者が東京駅に会す。

会議は大丸東京店のレストラン街にある「リコロ」で行われた。リコロは誰でも入れるような敷居の低いフツーの鉄板焼きのお店だ。入店して案内された席の脇には、東京に来た関西人2名。こんな所に来ても一生懸命関西弁で話す。正直店の雰囲気に合わない。だがそれが関西人なのだ。彼らは関西弁が日本の共通語とでも思っているようで、さも当然に関西弁をそこらじゅうでぶちまけるが、兎にも角にもそういう人達なのだ。

ま、本当はもっと関西人に対して言いたいことを書いていたが自主規制ということで、なんだかわからんけどワイルドだなぁ~。

というのは置いといて、5月3日の新幹線の話である。ここの会談で以下の事項が決せられた。

・改札の開く時間は5時半である
・こちらは3名いる
・敵は多数いる
・こちらは分散、各個撃破を是とする

ということで、1番列車から3番列車までを各個撃破し、各新幹線に3両しかない自由席を奪取するという壮大な計画が練られた。


5月3日 朝5時25分 東海道新幹線 改札前
この有様だ。皆、自由席が欲しくて待ち構えている。その目は血走って赤くなり、まるで興奮した王蟲のように
フゴフゴ鼻毛を揺らしながら開門の時間を待ち構えている。

「こ、こいつらと、やりあうのか…」

正直、背筋が寒くなったが、こちらには…、三方向からの各個撃破作戦がある…。もう、各艦隊の動きを信じるしかなかった。
で、まぁ、結果的には1番列車の自由席がとれた。ダッシュ力さえあれば取れるもんだ。

とりあえず、ワイルドだろぅ~。

もう、席をとったらさっさと弁当買う。自由席は激込みで、車内の移動も出来ないほどの人がそこら中に立っている。王蟲恐るべしだ。

これは柳川弁当。なんだかグロテスクな魚が乗っている一品だ。
知ってるか。このパッケージにはグロテスクな魚なんて載ってないんだぜ。ワイルドだろぅ~。

ま、兎にも角にも魚はともかく、穴子は美味しく食いました。

で、食って寝てボケーッとしてたら京都についた。

今回の京都はどこから始まるのかっていうと…。

ニンニキニンニンニーン。






ま、普通に清水寺からスタート。もうなんのひねりもなし。






それにしても、まぁ緑が綺麗な時期だわねぇ。



おみくじを引いたら、何の変哲もない「吉」。ネタになりもしない。



はいはい、よくある清水寺撮影スポットですよ。






疲れたのでところてんを食いました。これがねぇ、関東は酢醤油で食べるんだけど、関西は黒蜜で食うの。いいか悪いかは完全に好みね。



はいはい、ここが産寧坂。




ニニギのコロッケもなかサンドみたいな奴。まぁ、味は見たまんまだわ。これも好みね。

と、ここまでちょこちょこ食ってきたが、坂を結構下って二年坂も降りてくると、またもやお腹が空いたようで、さっきところてんを食ったばっかりなのに今度はくずきりを食うことになった。

鍵善良房 高台寺店

まずは店の外観もクソもなくいきなりメニューから。ワイルドだろぅ~。
パンピーの皆さん。おうすってわかります? わかりませんよねぇ? 当然タヌちゃんもわからなかったぜ。ワイルドだろぅ~。そこでこう言ったんだ。

タヌちゃん「おいおいねーちゃん。このおうすってのはワイルドだろぅ~?」

おねえちゃん「おうすというのはお抹茶のことです」(←トーゼン関西イントネーション)

へー、おうすって抹茶のことか。たしかに臼で挽いてそうだもんねぇ~。

…、確かにワイルドネタは梅雨を開けたらもう厳しいかもしれないですね。


冬にこのブログを見たら、皆さん何で「ワイルドだろぅ~」を連発しているのかわからないかもしれません。なので、ここでやめます。

で、肝心のくずきりはこちら。


危ない危ない。どべーんとよくわからないプルトニウムの保管箱が出てきたよ。

蓋を開けたらきっとチェレンコフ光が…。


まぁ、普通にくずきりです。隣にある黒蜜をつけて食べますが、あとから店に入ってきた関西の人は白蜜で食べてました。これも完全に好みです。


中は氷とともにくずきりが入っていて、冷たく食べられるようになっています。



お味はまぁまぁ。葛ですからね。味を味わうってものではないとは思うのでね。涼を味わうってようなものですよね、おそらく。

店を出て八坂神社。




祇園。



悪縁を絶ち良縁を結ぶと言われる金毘羅さん。大行列なのでくぐるのはまた別の機会。



建仁寺だったかしら。偽物の風神雷神。みんなめっちゃ写真をとってる。御多分にもれず自分もしっかり騙されてとってますけど。







また祇園。舞妓さんを見たい一心でまた祇園。下心がワイルド…。



先斗町。鴨川に突き出した納涼床って座敷で涼しげに料理が食べられるお店がちょこちょこある。



納涼床はこの提灯が目印。


というわけで納涼床。


うなぎを食いました。正直さっきから食べ続けてきたので結構お腹がいっぱい。




で、一度、宿である東急ホテルに戻ってから夜ご飯を食べにまた先斗町にきた。というわけで夜の先斗町。


結局ご飯は地元の人が来るようななんの風情もない飲み屋で酒の摘みをつまんでおしまい。わざわざ先斗町まで来なくてもよかったろうに…。

ま、それはいいとして、近辺をちょこっと歩く。



今度こそはと夜の祇園。もう舞妓さんがうじゃうじゃ手招きをして待っているのかと思いきや、閑散とした雰囲気。







このあとホテルまでの帰りに乗ったタクシーの運ちゃんによると、どうやら舞妓さんは月~金が忙しいらしい。要は企業の接待に使われるとかで。で、土日と祝日はお休みだそう。

まったくもーだよ。

で、プンプンしながら昼間は行列でスルーした金毘羅さんに。



御札をでっかい石に貼っつけてその石をくぐっておしまいというお参りの流れになるのだが、その御札には皆さん色々とお願いごとを書くわけですよ。

で、本日の一枚。


何かがあったんだねぇ、うんうん。おじさんもうなにもいわない。


ここで1日目は終了。少人数とはいえ団体行動なので、なかなか色々回れないなぁというのが感想だった。

で、2日目。まずは東急ホテルを出たのはいいとして、クソ重い荷物をさっさと預けてしまいたかったので、まずは今日泊まる宿に向かうことにした。

その途中にあるお寺ぽいところ。





いきなり飛んで鹿苑寺金閣の鐘。


金閣。




金閣を出てすぐのところにある洋食屋でお昼ごはん。もう和食系が飽きちゃったんだねぇ。



清明神社。安倍晴明のナンタラカンタラです。


寺社巡りにお腹いっぱいなので鴨川。





お腹いっぱいと言いつつ下鴨神社の敷地内にあるべっぴんさんになれるっぽい何とか神社。神社でお願いすれば可愛らしくなりそうな美人予備軍が大挙していました。



下鴨神社の申餅。




下鴨神社。




もう寺社は本当にお腹いっぱい。さっさと今日の宿に帰ろうということに。

然林房

外見のパッと見は古臭い感じだったが内装はそうでもない。泊まった部屋は薫林。1泊5万チョット。

いきなりで申し訳ないがお食事タイム。



























さぁ、ご飯を食べたらもう次の日。というわけで3日目。

今日は嵐山に旅館がとってあるとのことで嵐電で嵐山まで行くことに。


で、いきなりついてなんだかお寺を見たあと、もう寺社巡りは飽きたので舟に乗ってみた。


もうそばとか飽きたのでカレーらーめんを食べたら手にハート型ができた。


と、これまたもう歩きまわるのは飽きてしまったので、今日の宿に行くことに。

今日のお宿はこちら。

星のや 京都

この旅館は渡月橋のたもとから船に乗って行くというのだ。

先ほど舟遊びをしていたあたりを通り過ぎて…。



まぁ、ディズニーランド的なちょっとしたワンダーランドに行くような感じで現地に到着。


静と動をナントカカントカで、ここでは動を表すとかナントカカントカで、綺麗なオネェさんが鐘を鳴らしていました。







で、泊まったお部屋は月橋 メゾネット。夕食と朝食込で1泊1人9万円とここで初めて聞かされた。























要は別荘に来ているようなものだ。テレビとかはなく、オーディオだけがぽつんと置かれている(一応DVDのレンタル等はしているので、そういうものを視聴はできるような仕組みがあるようだ)。

自分の家に帰ったらみなさん何します? 当然下着姿になりますよねぇ? 僕は家にいるときはいつもトランクスのみ、上半身裸で過ごしていますんで、当然ワイルドにそうさせて頂きました。

で、宿の人お話によると対岸には嵐山の嵯峨野トロッコ列車が通るらしく、わざわざこの星のやの対岸で一時停車して「あそこが星のやです」と、宣伝して回るという。それを聞いたたぬきさんはトロッコを写真に撮りたくて当然スタンバった。



なかなか来ないトロッコ列車にヤキモキしながら堪えて待つ。

カタンコトーン…。

トロッコの音が聞こえる!

目の前まで来たトロッコはわざわざ星のやの前で止まって、どうのこうのとアナウンスしているのが聞こえる。

乗客が焚くフラッシュが時折見える。

もう今しかない!




パンツ一丁でトロッコに手を振る私。写真に私のパンツ姿を収めちゃった皆さん、ごめん遊ばせ、オホホ…。

※パンツ一丁は演出上の話で、実際にはTシャツを着た上でパンツ一丁でした。



兎にも角にも本当になにもないので、それぞれが思い思いに過ごすしかない。たぬきさんは持参したGalaxy Tab 10.1でランカちゃんの虹色クマクマという名曲をただひたすらに見まくることにした。

で、夜ご飯が近づいてきたので食堂に向かいます。






食堂では高い部屋に泊まったこともあってか眺めの良い角部屋に案内されました。


















































とまぁ、こんな感じで京都旅行は終了しました。ワイルドワイルド言っていた割に、別段ワイルドなところがないじゃないかという皆さん。私の今回の予算は1万円だったはずですね。1万円なんて新幹線で京都に行く乗車券代にすらなりやしない。それどころか私がこの旅行で自分の財布から出したのは4日間で1000円程度。お守りと賽銭とおみくじ代だけみたいなもんです。

あとは、全部…。




弟のおごり!!




ワイルドだろぅ~!

※本当はもっとテンション上げて書きたかったのですが、久しぶりで無理でした。期待していた皆様にはここでお詫び申し上げます。