今年はいまいち紅葉の見ごろってのが分かりづらくて、きちんとちゃんと観に行っていない。そんなわけで筑波山に紅葉を観に行ってみることにした。最近彼女さんは電車に目覚めたらしく、車よりも電車で遠出するようになった。うーむ、鉄ちゃんになりはすまいかと心配だわー。と、そんなわけでつくばエクスプレス秋葉原駅改札やら駅構内やら。
つくばエクスプレスに乗るのはこれで2回目。前は開業直後に秋葉原から北千住まで乗った。今回は全線通して乗るってことでちょっと興奮。
快速電車がぶわっと入線。客が一通り降りたら、さあ乗車。つくばまで45分の旅。今回はこの切符を購入した。
「筑波山きっぷ」。秋葉原駅からつくば駅までの往復切符とつくば駅から筑波山までの往復バスがそれぞれ各1回と、筑波山周辺のロープウェイやケーブルカーなどが乗り放題という企画切符。単純に往復してくるだけでも十分元が取れるお得な切符だ。秋葉原駅で4300円で購入した。
電車は都内はほとんどがトンネル、千葉県区間や茨城県区間でも所々トンネルや掘割などが見られた。速度はさすが130キロ運転しているだけあって早い。と、ぼけーっと車窓を眺めていたらあっという間につくばに着いた。
つくば駅。右奥に見えるバスが筑波山直行のシャトルバスだ。バスに乗って筑波山のつつじヶ丘までは1時間はかかった。やはり紅葉の時期ってことで125号とかが結構混んでいたからなぁ。とにかくお腹が減ったということでつつじヶ丘にあったレストランでうどんを食った。
このあと、山を登って女体山山頂まで行こうとしたが…。
写真に見える赤い鳥居付近で断念。諦めるの早っ!
諦めたってことでロープウェイに乗ることに。眼下には関東平野やら霞ヶ浦やらが見える。山は常緑樹も多いみたいで緑の部分もあったが、紅葉しているところももちろんあった。パンダみたいにまだらになって見えるので、やっぱり山歩きして紅葉を見たほうがいいと思います。
女体山の駅を降りると、山を降りるロープウェイに乗ろうとする人の列がすんごいつながっていた。登ったことをちょっと後悔。帰りは大変そうだ。ま、せっかく登ったということで女体山山頂に向かう。
山頂に着くとこれまた人でいっぱい。
山頂は岩でごつごつしていて足を滑らしたらしたまでまっさかさまな感じ。
遠くには電波塔やら男体山の山頂やら御幸が原などが見える。山頂付近の紅葉は既に終わってしまっていて、何しにきたんだか分からない感じ。ちょっと残念。ということでケーブルカーの筑波山頂駅。こちらも人が大行列。
列の脇にあった「道程元標」。ネットではこれを道路元標と勘違いされていた書き込みをどこかで見た気がして以前から確認したかったのだが、今回改めて道路元標ではなかったということが確認できたことが収穫だった。
山頂駅から麓の宮脇駅まで降りてきたらもみじが紅葉して綺麗だった。
が、まだ紅葉していない場所もあり、今年の紅葉は木の個体差が大きく表れていると思うのであった。
ここまできたら筑波山神社でお参り。
なんだか紅葉を見たって気がしない紅葉狩りだった。