孤独のグルメを読んで以来、ずっと来たかった店だ。場所は赤羽。駅を出て商店街を少し歩いたところにある。漫画では「第4話東京都北区赤羽の鰻丼」に出ていた鯉とうなぎの店「まるます家」だ。営業時間は朝の9時から夜の21時半まで。吉祥寺の「いせや」でもやらない午前中から営業をしている非日常空間だ。
店に入ると凹型にカウンターが設置されていて人がうじゃっと座ってはみんな思い思いに飲んでいる。端っこにはボックス席が3席ほど。壁にはずらっと赤字で書かれたお品書きが並ぶ。席が開いていなかったのでしばらく立って待ったが、10分ほどで席があいた。
壁に貼られたメニューを見ると、川魚が得意らしく、鯉や鰻はもちろん、スッポンやナマズ料理などもあった。あ、それと「お酒3杯まで」との貼り紙も。メニューは300円台のものから700円や800円を超えるものまで様々。
「さてと、ここは折角だから」と漫画で主人公が注文したメニューをいくつか食べてみることに。
「いくらどぶ漬け」
これは漫画で言うほど量はなかったかな。味は醤油に薄く漬かっていた感じ。量の割りにはややお高い感じがした。
「生ゆば刺し」
あさつきを巻いた形で出てくる。隣には鬼おろし。ポン酢につけていただく。当然あっさり。
「鰻丼」
お吸い物と漬物がついて出てくる。丼の上には池袋の「まんまる」と比べるとやや小ぶりかなと思われる鰻。鰻は油が程よくのっていて身がやわらかく美味しい。ご飯は鰻の量に比して多め。
このほかに鯉の煮つけとナマズの天ぷら、そしてスッポン鍋を食べたが、美味しかった。鯉やナマズのような川魚が結構好きな方なので。
客層は結構年齢が高めな方が多く、若い人は全体としては少ない。柄は悪くはない。もう少し安いといいなと思うメニューもあるが、反面安いメニューも結構あるのでそこら辺はお財布とご相談といったところか。
近くに来たときにまた寄りたくなる店かな。
まるます家
地図はこちら→Mapion。
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