この日俺は餃子が食いたかった。池袋で餃子屋というと、とげ抜き地蔵の近くにある庚申塚の「ホワイト餃子」の技術提携店である「ファイト餃子」しか知らない。てか、あれはあまりにも独創的過ぎる…。普通の餃子を歩いていける距離で食いたい。そう思ってネットを調べたところ東口にある「東亭」の評価が異常なほどに高かった。これにしてみるか…。ボウリングを投げに行く前に腹ごしらえということで弟と一緒に向かう。
東亭
店は最近改装したらしくカウンターは綺麗だった。客も結構入っているようだ。厨房が見えるカウンターに座り俺は「ミックス定食」と「水餃子」、弟は餃子定食を注文する。
出てくるのを待っていると客がぞろぞろ入ってくる。繁盛はしているみたいだ。
で、出てきたのがこれだ。
ボリュームはありそうな感じ。餃子自体は大きめだ。あんなにネットで評判が良かったんだから味もいいんだろうと思いつつ一口食べる…。
「なんじゃこりゃ?」
正直ネットでの評判はここの店に人を集めるための組織票としか思えない味だった。
焼き餃子の方はキャベツが多めの野菜餃子に近い感じ。ミックス定食についてきたシュウマイはお肉たっぷり、だけど、これも大味という表現がぴったりな曖昧な味。水餃子は焼き餃子と似てはいるが違っていて肉が多め。だが、これもまたネットであんなに高得点を取ったとは思えないくらいうまくはない。
総括して、味は家庭で作る餃子みたいなものだ。なぜなんなに固定客がいるのか分からんが、要は家に帰る途中にたまたま腹いっぱいになる定食屋があったという程度なんじゃないかと思う。これならまだホワイト餃子食ってた方が自信を持って高い点数をつけられるよな。
弟に不満ブーブー言われながらボウリング場へと向かう。正直、家から20分も歩いて食いに行く店ではなかったな。
ネットの評価も、あまり高すぎる店は信じられないってこったね。
東亭
地図はこちら→Mapion。
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