日曜日, 10月 29, 2006

駅弁・栗おこわ弁当

 この日も茨城に帰った。前回同様、駅弁持ち込だ。今回の弁当もNRE。栗おこわ弁当、950円。
 
 前回が肉だったので季節感のある栗おこわ弁当にしたのだが…。
 
 栗おこわの部分はお米が硬くて食うのに一苦労。おかずの部分は魚に卵、煮物に蓮根。昆布の佃煮を和えた大豆、などといった構成。よくよく見ると前回の牛肉弁当と共通するおかずがちらほらする。全体として味にパンチがあるものといえば蓮根だけなので、ぼやっとした印象が拭えない。これなら前回の牛肉弁当の方がいいかな。 Posted by Picasa

土曜日, 10月 28, 2006

東京都小金井市の油そば屋「一平ソバ」

 この日俺はなぜか東京郊外の街を歩いていた。時間は昼過ぎ。さすがに腹がへってきて、何か物を腹に入れないと堪えられなくなっていた。と、そこに現れたのがこの店だ。
 
 「油ソバ?」と思ったが(実は知ってる)、他に店もないし入ることに。

 店に入ると目の前に食券販売機が。店員がお金を触ることにあまりいい気がしない俺にとっては好印象。店内は4人がけの席がいくつかあり、中央には大きな円テーブルに10席ほどあった。食券機を見ると油そばをメインにして醤油・味噌・塩ラーメンや定食など幅広く扱っているみたいだ。俺は外の看板にも書いてあった油そば(中)を選ぶとおばちゃんに券を渡した。おばちゃんの肩越しに見える厨房には家族経営のにおいがした。中央の円テーブルに案内されちょこんと座る。常連がメインの客層のようで新参者の俺にはちょっと居場所がない。壁には法政大学生と思しき写真がたくさん貼ってある。どうやら卒業式の写真らしい。学生に支持されている店なんだな、と思った。

 店内をあちこち見ていると「おまちどうさまー」の声と共におじさんが油ソバを持ってきた。
 
 トッピングは控えめとでも言っておこうか。メンマ・チャーシュー・なるとにねぎ。油ソバなので当然スープなんぞ入っていない。それでは早速一口いただく。うん、うまい。なるほど、味はしっかりついていて美味しい。麺は太いこともあってコシがあり噛み応えがある感じだ。

 最初のうちは美味しい。けどやっぱり飽きてくる。だが、ふとテーブルを見るとマヨネーズにすりゴマ、酢に紅しょうが、そして特製と思しきラー油があるではないか。周りを見ると各々自分の好きな味になるように変化を加えて食べている。油ソバだけに油の甘さがくるのでここは1つパンチが欲しいなと思い特製ラー油を麺の上に「パッパッ」と散らしてみた。

 麺を吸う。これがむせるくらい辛い。が、この辛さが油ソバの味とマッチしてとてもいい。更に俺はすりゴマと紅しょうがを散らす。ゴマの香りと紅しょうがの味が更にアクセントになっていい感じだ。うまいうまい。

 「ご馳走様」。一言声をかけて店を出る。

 最寄の東小金井駅までは15分とちょっとかかる。「なぁに、ちょうどいい散歩になるさ」なんて思いながら、赤く色が変わりつつある街路樹を見ながら重ったるくなった腹を抱えて駅まで歩いた。
 

一平ソバ

地図はこちら→Mapion。 Posted by Picasa

火曜日, 10月 24, 2006

常磐線友部駅のうどん屋

 俺はその日、無性に腹がへっていた。いや、昼を過ぎて腹がへっていたのは当然というべきだろう。あまりに腹がへりすぎて頭が変になり、なぜか立ち寄った友部駅で食事を住ますことにした。

 駅を出るとロータリーに何軒かの定食屋が目に入ったが、入り口のドアがすりガラスで中が見えない。中が見えない初めての店ほど入りにくいものはない。落胆しつつ左手方向を見ると、立ち食いうどん屋があった。「もうここにしよう」。そう決めて注文したのは月見うどん。

 食券を買いおばちゃんに「うどんで」といいながら手渡す。おばちゃんが冷蔵庫からうどんを取り出しお湯の中にとぷんと入れる。俺は「今日は寒いですね」などとどうでもいい会話をしながらうどんが出来るを待つ。おばちゃんが手際よく卵をどんぶりに割りいれるときに「この卵は活きがいいのよ。ほらこんなに黄身がこんもりしてるでしょ」などといいながらちゃっちゃと茹で上がったうどんを入れて汁を注ぎ俺の前に出してきた。
 
 うどんのコシはある。結構強め。汁は北関東らしいしょっぱめ。きわめてオーソドックス。歯に強いコシを感じながら黙々と食う…。

 実は前にここで天ぷらうどんを食ったことがあったのだが、その天ぷらがえらくまずく、それ以来たぬきうどんや月見うどんしか注文したことがない。毎日おばちゃんは変わるのに味は全く変わらない。

 次に食べるのはいつだろうか。いや、もう食べることもないのだろう。ある種の感慨深い感覚を覚えつつ器を戻した。 Posted by Picasa

月曜日, 10月 23, 2006

特急で牛肉弁当なる駅弁を食らう

 最近、とある漫画(孤独のグルメ)の影響を受け、一人の食事ってのにこだわりを持とうと思っている次第。で、これまた最近茨城に頻繁に帰る羽目になっており、これまでは単なる移動の手段でしかなかった特急の中を楽しもうじゃないかと思い至り、ここは一つ駅弁なんぞを買って車内で食してみてみるのもまた一興と勢いで買ったのがNREの牛肉弁当。


 

 正直、よくよく考えてみたらNREなんだよな…(NREは車内販売とかもやっているJR東日本の子会社)。何を期待して買ったんだかねー。ちなみに1000円。で、こちらが中身。


 

 見ての通り牛肉弁当。というか中途半端なすき焼き弁当とでも言うべきか。味は…、くどくないんだなー、これが。どれ食っても程よいしょっぱさ。だから途中でお茶が欲しいとかそう思うことはない。肉の脂が固まってしまっているのは残念だが、冷えている状態では仕方ない。もう少し肉の量が多い方がいいかな。

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日曜日, 10月 22, 2006

小石川植物園でぶらり散歩

 ジェラートを食べたあと、スーパーでお菓子なんかを買いこんで小石川植物園に行ったんだ。

 ここから入ろうとしたら、どうやらこちらは裏口で入場は出来ないみたい。失敗失敗。でも東大の小石川分室が博物館か資料館みたいな形で公開されているみたいなんだ。折角だから行ってみたよ。
 この建物がそうなんだ。だいぶ古い建物のようだね。塗装しなおされているみたいで外観は綺麗。裏手に入り口があってそこから中に入ると受付に東大の研究室の人(だと思われる)が立っていて、「東京大学総合研究博物館ニュース:Ouroboros(ウロボロス)」っていう冊子をもらえたよ。中も改装されていてちょっとしたデザイナーズ・マンションな雰囲気。写真を撮りたかったけど撮影禁止かどうか分からなかったから撮るのは残念だけど諦めたんだ。そこら中に散らばっている標本や展示物がなんともいえない雰囲気をかもし出していて、子供のころに戻ったみたいに心がどきどきするものがあったよ。

 さて、博物館を堪能したところで今度こそ植物園の入り口へと向かったよ。 裏口からはだいぶ離れていたけどやっと着いた。入場料がいるんだけど、目の前の白い建物じゃ売っていないんだ。じゃあどこで売っているんだって? 慌てない慌てない。答えは振り返ったらすぐわかるよ。
 ここのタバコ屋さんで売っているんだ。大人は330円だよ。おばちゃんに「大人1枚」といってお金を出したら、入場券の束から1枚切り離して手渡してくれるんだ。さて、入場券を手にしたら入園しよう。
 入り口からしばらくはコンクリートの上り坂が続くんだ。途中人懐っこい猫と一緒に歩きつつ少し汗ばみながら登っていくと…、
 桜の庭に出るよ。ここの植物園に来るまでにも結構歩いてだいぶ疲れていたので、ここにあるベンチで一休みすることにしたよ。買い込んだお貸しやジュースを飲んで休憩さ。目の前ではおじいちゃんと孫がキャッチボールをしていたよ。

 さてお腹も満たしたところで園内を歩くことにしたよ。時期が時期だけに花は少なかったなぁ。あ、途中銀杏のにおいがしてきたよ。秋だねぇ。茨城県立歴史館にも銀杏の木がたくさんあるんだけど、あの脇の道を通学していたなぁ、なんて懐かしく思ったよ。



 しばらく歩くとさっき入った博物館が見えてきたよ。緑に赤が映えてとても綺麗だね。前の芝生ではみんな絵を描いたり寝転がったりお弁当を食べていたり。楽しそうだね。

 園内はいろんな植物でいっぱい。広さもかなりのものだから、見て歩くのも大変だよ。でも都会の真ん中にこんなに大きな植物園があるなんてちょっと驚きだね。この植物園の正式名称を知ってるかい? 「小石川植物園」じゃないんだ。本当は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」っていうんだ。ずいぶん長い名前だねぇ。

 彼女さん、今度は手作り弁当なんかを持って行きたいものだね。

小石川植物園

地図はこちら→Mapion

東京都文京区湯立坂にあるジェラート屋

 この日、彼女と東大が持っている小石川植物園に行こうと池袋から丸ノ内線に乗り込み茗荷谷駅で降り、湯立坂という坂を下っていた…。

 ちょっと甘いものが欲しいなーと思って歩いていたら、なんだか甘味の雰囲気な店構え。

 看板を見ると…、

 SUPERFRUTTO(スペールフルッタ)の文字。なるほどジェラート屋さんですか。ここは一つ入ってみようじゃないか。

「すみませーん、ジェラートくださーい」


 2種類で350円だったかな? ま、そのくらいのお値段。甘さはしっかりめだったかな。僕はパイナップルとヨーグルト。パイナップルの甘さとヨーグルトのすっぱさがバランスが取れていい感じ。この組み合わせは正解だったな。

 さてさて、彼女は何を頼んだのかな?

 どうやら芋系と豆系のようだ。女性はみんな芋や豆が大好きだねぇ。

 2人店先にあった椅子に並んで座ってジェラートを食べる。ちょっぴり甘めのジェラート。たまにはこのくらいの甘さもいいもんだね。

 さてさて小石川植物園はすぐそこ。食べ終わったことだし、寄り道はここら辺にしてそろそろ行こうか。

 ごちそうさま。

SUPERFRUTTO(スペールフルッタ)

場所はこちら→MapionPosted by Picasa

土曜日, 10月 14, 2006

土浦の花火大会

土浦全国花火競技大会

 金砂郷のそば工房でそばを食ったあと、ちょこっと実家に寄って、すぐさま駅に向かった。普通電車に揺られて土浦へ。

 駅からは歩いて会場に向かう。現地について土手を下りようとしたら滑ったりして、でもなんとかかんとか場所を確保。カエルと戯れながら花火の打ち上げを待つ…。で、撮った写真がこれだ。
























 やはりいろんな会社が集まって競技会として打ちあげているだけあって、1発1発それぞれに特徴がある。また、レベルも様々で玉石混交といった感じもある。花火が丸く広がらないとかね。尺玉の部は1発1発を見て楽しめるので、花火をじっくり観るのが好きな人はいいかも。ただ他の大会のようにボコスカあげて盛り上げるみたいな演出は当然ないので、間延びしやすい。なので、他の大会を見慣れている人には飽きてくるというかだらだらしてて嫌とかそんなイメージを持つかも。俺はじっくり観たい派なのでこれはこれでよかった。スターマインの部は残念ながら木の陰に隠れてしまいきっちりと観ることができなかったのだが、さすがスターマイン発祥の地だけあって内容は良かった。創造花火の部はちょっとねー。空中ににこちゃんマークとかミッキーとかの絵を浮かべたりとかあんまり好きじゃないので、正直どうでも良かった。

 帰りの電車は混み混み。なんとか帰って池袋に着いたのは零時くらい。つかれたわー。でも尺玉は良かった。