日曜日, 10月 22, 2006

小石川植物園でぶらり散歩

 ジェラートを食べたあと、スーパーでお菓子なんかを買いこんで小石川植物園に行ったんだ。

 ここから入ろうとしたら、どうやらこちらは裏口で入場は出来ないみたい。失敗失敗。でも東大の小石川分室が博物館か資料館みたいな形で公開されているみたいなんだ。折角だから行ってみたよ。
 この建物がそうなんだ。だいぶ古い建物のようだね。塗装しなおされているみたいで外観は綺麗。裏手に入り口があってそこから中に入ると受付に東大の研究室の人(だと思われる)が立っていて、「東京大学総合研究博物館ニュース:Ouroboros(ウロボロス)」っていう冊子をもらえたよ。中も改装されていてちょっとしたデザイナーズ・マンションな雰囲気。写真を撮りたかったけど撮影禁止かどうか分からなかったから撮るのは残念だけど諦めたんだ。そこら中に散らばっている標本や展示物がなんともいえない雰囲気をかもし出していて、子供のころに戻ったみたいに心がどきどきするものがあったよ。

 さて、博物館を堪能したところで今度こそ植物園の入り口へと向かったよ。 裏口からはだいぶ離れていたけどやっと着いた。入場料がいるんだけど、目の前の白い建物じゃ売っていないんだ。じゃあどこで売っているんだって? 慌てない慌てない。答えは振り返ったらすぐわかるよ。
 ここのタバコ屋さんで売っているんだ。大人は330円だよ。おばちゃんに「大人1枚」といってお金を出したら、入場券の束から1枚切り離して手渡してくれるんだ。さて、入場券を手にしたら入園しよう。
 入り口からしばらくはコンクリートの上り坂が続くんだ。途中人懐っこい猫と一緒に歩きつつ少し汗ばみながら登っていくと…、
 桜の庭に出るよ。ここの植物園に来るまでにも結構歩いてだいぶ疲れていたので、ここにあるベンチで一休みすることにしたよ。買い込んだお貸しやジュースを飲んで休憩さ。目の前ではおじいちゃんと孫がキャッチボールをしていたよ。

 さてお腹も満たしたところで園内を歩くことにしたよ。時期が時期だけに花は少なかったなぁ。あ、途中銀杏のにおいがしてきたよ。秋だねぇ。茨城県立歴史館にも銀杏の木がたくさんあるんだけど、あの脇の道を通学していたなぁ、なんて懐かしく思ったよ。



 しばらく歩くとさっき入った博物館が見えてきたよ。緑に赤が映えてとても綺麗だね。前の芝生ではみんな絵を描いたり寝転がったりお弁当を食べていたり。楽しそうだね。

 園内はいろんな植物でいっぱい。広さもかなりのものだから、見て歩くのも大変だよ。でも都会の真ん中にこんなに大きな植物園があるなんてちょっと驚きだね。この植物園の正式名称を知ってるかい? 「小石川植物園」じゃないんだ。本当は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」っていうんだ。ずいぶん長い名前だねぇ。

 彼女さん、今度は手作り弁当なんかを持って行きたいものだね。

小石川植物園

地図はこちら→Mapion

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