木曜日, 2月 01, 2007

またまた二郎を食いに来たよ(第4盛)


ぶほー! 2日前に食ったのに俺ってばまた来てんの! 店はもちろん「マルジ板橋南店」。今度は弟をがっちり連れてきた。列は結構な長さになっているしー。ちょこんと座って待つリンコ。20分くらい待て入店。ジロータイム! 食券を買ってカウンターに。前回完飲しそうになってやめたもんだから、今回はやる気マンマン☆ コールを待つ間もウキウキワクワク♪

「にんにく入れますか?」

当然心に決めてるコールは…、「ニンニクアブラ、しょうがダレ」だねー☆

俺の二郎にガツガツ野菜を盛っていく兄ちゃん。俺のハートは爆発しそう!

ジャン☆ ウマソー! てか野菜が盛られているような…?

高くそびえる野菜の山、その姿はまさしくアフリカの名峰キリマンジャロ。裾野まで美しい稜線を描きアツアツのサバンナであるスープにどっしりと根を下ろしている。山の頂上にはミルキーな油の雪が積もり、スープの熱さがまるで嘘のようだ。麓のサバンナには百獣の王であるライオンを模した豚が俺に睨みを利かせながら寝転がっている。玉子はさながらサバンナをギラギラと照らす太陽のよう。

芸術とはこういうものを言うのだ。

芸術品を目の前にして、それでも俺は豚のようにブヒブヒ食う。熱々のスープ。ポキポキの麺。ウマウマウマウマー! ウマウマ言って食ってたら、今日はなんだか完飲できる雰囲気☆ よし、豚ちゃん全部飲み干しちゃうぞ~♪ と思って飲もうと思ったが…。

怖くなった。

「ここで飲み干したら俺の勝ちブヒ。完飲して二郎に勝ってしまうブヒ。でも今日はただのニンニクアブラマシだけ…(いや、実際は野菜を盛られているような気もするが…)。ここで飲み干したら、俺は二郎に勝ったと勘違いした挙句、もうこの二郎を食す度に感じる熱い興奮を二度と味わえなくなるんじゃないかブヒ?」。そう思って怖くなった。まさしくバーミリオンでヤンがブリュンヒルトを目の前にしてハイネセンからの無条件停戦命令に従ったときの気分だ(←分かる人にはわかる、かもしれない)。

「ご馳走様」。そう言ってカウンターに上げた俺の器の中には器の底まで3分の1くらいの残されたスープ。いつか全マシで完飲したい。その決意の表れでもあった、ってなに言っちゃってんのかねー、俺。

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