月曜日, 4月 24, 2006

米沢・鯉の六十里

 福島の三春滝桜を見ようと出かけたが、見事につぼみ。まだ咲き始めってところで見たところで面白くもなんともない。そんなわけで磐越自動車道に乗りなおし会津若松に。だがね、茨城県民だった人間としては会津は過去にも何度も来ている訳で、城見ても飯盛山見ても見飽きちゃってる。じゃあ近場で喜多方にってことになったわけだが、これまたたくさん来ている訳で。と、そんなこんなで思い切って米沢まで行ってしまうことにした。喜多方を11時くらいに出たが、国道121号の大峠トンネルを通って1時間程度で着いた。めちゃくちゃ快走路。そんなわけで米沢駅前。

 最初は米沢牛を食おうと思ったが、母親が「鯉だ」と言うもんだから鯉料理を食うことに。どうやらテレビでやっていたらしい。と言うことで駅の観光案内所で「鯉の六十里」という店の名前と場所を聞き出し、駅に車を置いて徒歩で向かった。「米沢で鯉かよ…」とか思って気乗りしなかったんだが…。

 徒歩10分弱で到着。鯉の六十里。裏には養殖池がある。場所はこちら→Mapion

 メニュー。俺は定食でも良いと思ったんだが、母親が膳がいいとごねる。仕方なくお店の人に聞いたら3千円の「花の里」という膳で十分だと言うので、そのままそれを注文。

 メニューの表側。

 食前酒としてあんず酒(だったかな)と小鉢。手前の前菜は左から鯉のせんべい、鯉の卵を混ぜた煮こごり、鯉の燻製の3品。燻製が良かった。

 次は鯉の洗い。身がしっかりしていた。臭みもなく、鯛好きな俺は満足。

 鯉こく。白味噌仕立て。淡白な鯉の味に合う。具には鯉の卵が入っていた。全体のバランスが取れていてとても美味しかった。

 焼き物。目を瞑って「これは鯛だよ」と聞かされて食ったら、まず間違える。身はもちもちしていて美味しかった。

 酢の物と御新香。酢の物は鯉のほほ肉を使っているとのこと。すごくこりこりしていた。

 煮物。ここまで来ると結構お腹一杯。一生懸命食べる。

 鯉の卵を混ぜ込んだマンゴー・ゼリー、だったはず。

 3千円のコースでこれだけ出てくるなら満足。鯉はとても美味しかった。時期柄、山形大学の入学祝に親御さんと一緒に来るって人も多いらしい。米沢牛もいいけれど、これも結構お薦め。

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