水曜日, 5月 31, 2006

あいのり 2006/5/29

 久しぶりのあいのりネタ。アウトロー、かわいそうだったわ。てか、彼としてはこんな同情かけられたくもないんだろうけど。

 近々ゴキに告白する気満々だったアウトローに、ゴキが片想いする音声のあつしの大馬鹿ミスでゴキが想いを寄せる人を不可抗力で知ってしまうことになるあのシーンは、正直ミスとかエグいとかそんな表現をしてはいけないことだったと思う。

 番組は「エグ~い事件が起こる!!」なんて感じで何週にもわたって引っ張ってきて、しかもそれが番組スタッフのミスでフォローのしようがない大失態で…。で、最後に「純粋な恋愛をしようとしていた奥寺大君の心を傷つけてしまったことを深くお詫びします」とテロップ…。全く誠意がないですよねぇ、あれ。幾ら番組だとはいえ、あんな茶化す展開で引っ張ってきておいて、最後に「謝っておけばいいんでしょ?」みたいな投げやりなテロップ…。

 あの音声スタッフの「犯罪」がなければ、アウトローは無事ゴキに自分の思いをきちんと伝えることが出来、結果はどうであれ清々しい気持ちで日本に帰れたことだろうに…。それをぶち壊したのは全部あの音声スタッフ。「動揺してとんでもないミスを犯した」なんて言葉で誤魔化していたけど、誤魔化したところであの「犯罪」の重さが軽くなるわけじゃないし、当然正当化も出来ない。プロならやってはいけないミスだろ。しかも告白するまでは自分の思いを口に出しちゃいけないんだろ? それなら尚更、メンバーの会話が筒抜けになる音声機材には細心の注意を払うのが「プロ」だし番組制作側の最低限の義務でしょうに。

 アウトローが大声を出して荒げたシーンは「大人らしくない」なんて見る向きもあるだろうけど、恋愛は感情でするもの。そりゃお見合いや合コンなら「金を持っているか」とか、「かっこいい or かわいい」とか、そんな理性的な部分で人を計る部分もあるだろうけど、あいのりは異国での共同生活空間を作ってその中で真実の愛を求めるってコンセプトなんだから、ああいう事件が起こったらそりゃ感情が表に出て当然。それもスタッフのミスなんだから、その怒りがスタッフ全体に向いて当然の状況だわな。そんな状況下でも彼は、冷静になろうと出来得る限り抑えてたと思うよ。彼の性格からしてみればね。その抑圧していた感情が、スタッフであるカメラマンに一気に出されたわけで。あれは納得できる。

 それにしてもゴキ。もし今回の件がなかったら、あのままラブワゴンに乗り続けたんだろうか? 多分、しばらくの間は乗り続けたんだろうなぁ…。だって片想いとはいえ、好きな人と一緒にずっと旅が出来る、一緒にいられるわけだから…。御法度であるスタッフのことを好きになった時点で降りるべきだっていう意見があるのも分かるけど、じゃあ自分が片思い中で、しかもその人に他に好きな人がいた場合あに諦められるかっていったら、諦められないんじゃないかな。俺は、他の男にずっと長い間片想いしている女性を4年間も片想いしていたから、ゴキの行動も理解する。ま、そのうち諦めなければならない時が来るんだけどね…。

 というわけで、折角、合流当初のキモいホスト風から純愛ボーイに変わって面白くなってきて、「どんな熱い告白をするんだろう?」と楽しみにしていたのに、結末がこれじゃ不完全燃焼もいいところ。今回の件は誰も悪くないなんてことは絶対無い。音声スタッフのあつしが全くもって悪い。スタッフがメンバーの足を引っ張ってどうするんだっての。今後はこんな興醒めするような事は起こさないで頂きたいねぇ。

 さてさて次週は誰かが告白するみたい!! あいのりメンバー、一気に入れ替わりそうな雰囲気。スーザンはしばらく残っていて欲しいなぁ。「総理」は今回も露出(しゃべり)ゼロだったし。キャラが弱すぎ。次はどんなメンバーが来るんだろ? 新メンバーはアウトローくらいに濃い目じゃないと、ちょっと面白みに欠けちゃうな。

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