日曜日, 10月 28, 2007

新人が辞めた理由

それはとある週末に行われた地域対抗ボウリング大会が発端だった。ボウリングが終わった後、親睦会があったわけだが、どうにもこうにも彼は喋らず、会が終わったら「ピュー」と音を立てるように帰って行った。

で、次の日。朝、いつも通りに事務所に行ったわけ。で、いつもなら事務所に入る前に窓から朝の研修を受けている彼の姿とその日の担当の姿が見えるわけ。ところが研修をやっている雰囲気ではないと。

「まさか…」

とりあえず事務所に入ってパソコンの電源を入れて、微妙な雰囲気の中、朝の朝礼まで待つ…。で、朝礼が始まるや否や開口一番所長が「見ての通りですが…」。予感的中。彼は辞めていた。置手紙をして辞めていた。その内容は…。

「昨日の親睦会でちゃんと喋れなくてすみません。こんな僕なんて居なくなったほうが、事務所のコミュニケーションも取れていいと思います。どうもすみませんでした」

なーんて置手紙だったわけ。そんでもってその親睦会の主催だった某生命保険会社宛にも置手紙がしてあって、それも謝罪文だった…。

おめーよ。俺と同い年だろが!

あまりのグラス・ハートっぷりに退いた。と同時に、彼に渡した仕事が俺に跳ね返ってきて凹んだ…。

ま、世の中いろんな人がいるよねー。

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