日曜日, 10月 25, 2009

電車を乗り過ごして立川までいったぞ

新宿0時過ぎ。ちょうどお酒も入ってネムネムな感じだったわけ。で、電車に乗ってすんごく座りたいなぁと思ってると、こういう時に限って目の前の席が空いちゃったりするんだよねぇ…。

途中駅までは起きていてあと1駅ってところでダウン。地獄へ直行です~。

「ガラッ」と電車のドアが開く音で起きてホームを見たら「立川」。ちょーやべー。そんでもってすぐさま降りて階段を駆け上り新宿方面の電車の電光掲示板を見るも真っ暗け。そう、時間はほぼ1時。てか25時。もう新宿方面なんてあるわけない…。

「まーた、やっちまったい☆」

中央線は新宿から高尾方面は比較的夜遅くまであるのだが、逆に新宿方面は早めの時間帯から中野止まりになってしまい新宿にすらいけない状態な上に、終わるのも下りに比べるとすんごく早め。つまり地獄への一本道…。

しかーも、この日は特別な金曜日。普通の金曜日であれば全然問題はないのだが、なんと次の日の土曜はうちの事務所は出勤日という特別な金曜日。普通にまっとうにお仕事ピコピコしなければならない土曜日を控えた金曜日だったわけ。

お家に帰らなきゃ…。

でも、もうちょーやばい。何がやばいって財布の中身がやばーい。無いもん、タクシー代。しかも個人資産は資本割れ状態で、これ以上負債は増やせない。どうするの? どうなるの?

ここで聞こえてきたのはアイドルマスターの亜美真美の声!

「歩くしかないっしょ!!」

えーえー、そんなわけで深夜1時だってのに自宅まで歩きました。歩き始めの時点でも下手をすれば始発電車を待った方がもしかすると早いかもしれないと思われる状況下で、毎晩深夜に起きてしまう息子のミルクを作るためと明日の仕事のために一歩一歩自宅へと足を進め始めましたよ。

おれってば、ちょーえらい。

でもね、歩き始めて思ったけど、やっぱり立川近辺だけあって駅間がすんごい長いの。結局隣の国立駅付近まで40分かかったの。でもまだまだつかないの。

途中、道路わきに置いてある自転車を奪おうかと何度誘惑されたか数えきれないくらい…。

そんでもって2時前くらいに妻から電話が来た。どうやら息子が夜泣きで起きたのだが、帰ってきているはずの俺がいないことに気付き電話をしてきたらしい。正直に「タクシー代がないから歩いてる」といって妻の口から「タクシー代出すから早く帰ってきて」という言葉が出てくるのを待ってみたが、「はぁ、何やってんの? ブツッ、プープープー」。

もう無理! もう歩いて帰るしか道が残ってない…。万策尽きた。

もうそれからとぼとぼ歩き、結局歩いて歩いて2時間40分。自宅到着。時間は3時40分。思ったよりも時間がかからなかったと思う自分の感覚も変だわね。とにもかくにも始発に乗るよりは早く家に着いたのでよかったよかった。歩いた距離はちょうど13キロ。時速にして約5キロ。

がんばったよね? がんばったんだよね? おれ。

ここからお風呂に入り寝たのは4時過ぎ。もう睡眠時間3時間もなかった。

教訓:タクシー代が出るくらいの小遣いを克ち取ろう!

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